mink
- Shiori tanaka
- 2024年3月14日
- 読了時間: 2分
更新日:5月27日
高山植物図鑑から今年は、待望の新色をリリース。1色は1からビーカーをして出したオリジナルのミンク。栃木県の那須岳で見たピンク色をした地面。活火山帯の山はだいたいこの色をしている。福島にある一切経山も、アイスランドのロイガヴェーグルトレイルも。私の大好きなくすんだピンクや、テラコッタ色。山並の雰囲気も大好き。好きな山の風景を閉じ込めた色です。

この色のビーカー指標にした生地は、2015年、laceflowerのブランドを立ち上げたときに作った1st品番、「フローリスト」という靴下で使った80/2 超長綿の最高級クレモードというbookの絶妙なピンクと同じ指標にして色出しをしました。このピンク、ほんとうに大好き…。

私の大好きなウール、日本一貫紡績メーカー日本毛織(株)が手がけるNIKKEさん。当時、ずっとお世話になって担当してくださった営業さんが、担当外となってしまったのだけど、特別に対応して下さった思い出付き。独立してから思うことは、お仕事で関わらせてもらっている人たち、本当に恵まれていて、関わる皆様が、本当にいいひとで。私の物つくりに一緒に向き合ってくれていて、心強いです。1人でやってるけど、1人ではないと思わせてくれて、助けてくれる。(特に糸メーカー、ニッターさん)本当に本当に、嬉しいです。
最近は、お世話になった方たちが次のステップにいって、一緒にお仕事できなくなることも続いて、新しい門出、スタートに祝福の気持ちと、でも本当は寂しい。皆さんのおかげで作れたものがたくさんある。ひとりの力では生み出せなかった特別な思い入れのカラー。
ミンクと言います。
